「返済条件の変更」を申し出ても認められなかったときは、次の手があります。「借り替え」です。一時的でも身内から借りることができれば、ベストです。それが無理なら、金利の低い金融機関に一時的に借り替えるのです。決してサラ金や街金から借りてはいけません。たとえば、銀行で「フリーローン」と呼ばれるものが、その対象の一つです。東京ベイ信用金庫、群馬銀行、名古屋銀行などにある商品は、無担保かつ簡単な審査で借りられ、限度額は200万円から300万円です。金利は10%から15%が多いですが、それでもサラ金や街金の2分の一から3分の一です。でも、その借り入れ期間内に、生活基盤を立て直すことをくれぐれも忘れないようにしましょう。それに、銀行は積極的に宣伝していませんから、その種のローンがあるのか、直接、最寄りの銀行にたずねてみてください。
店を持たない通販メーカーも百貨店の化粧品売場に触手を伸ばしている。化粧品業界では、長らく通販メーカーは日陰の身だった。商品を見ずに、また美容部員からのアドバイスなしで、肌に使う化粧品の購入には踏み切れない。そんな抵抗感を持つ消費者は多かった。どこかうさんくさいイメージがつきまとい、信頼性という点ではいま一つ。カタログやインターネットを通してダイレクトに消費者に商品を販売する通販化粧品メーカーが積極的に小売りに乗り出した背景には、こうした負のイメージを払拭し、新規顧客を開拓したいという狙いがあった。先陣を切ったのが、無添加化粧品で人気のファンケルだ。95年に静岡に開いたアンテナショップを皮切りに直営店の数を増やし、百貨店を中心に100点以上を構えている。美容部員を置き、商品の特徴である「無添加」の説明や、客の肌に合わせたアドバイスに力を入れることで、通販メーカーの利用に二の足を踏んでいた客を取り込んだのだ。
江戸時代までの公家や武家社会におけるハカマギの祝いは七五三と同じである。それは男子七歳で、この年齢が公的承認の折り目になっていた。一方女子の場合は、男子ほどはっきりしておらず、五歳あるいは十歳などとまちまちであった。ただ女子が外出用の被衣をはじめて着た時点で行われたカヅキソメなどもあった。男女ともにハグロメ−アネハジメと称して、歯を黒く染める風習も特徴の一つである。武家社会では、近世初期まで男子がお歯黒をしていたことも立証されている。七ヵ所からお歯黒の染色材料を集めたという。この場合も、他人の霊魂の力を合力することによってその子の霊魂を強めるという意識があったことを示している。七五三の行事は、この七つ子参りを下敷きにして普及したのである。七歳だけでなく、これに三歳と五歳の子が加わった。